匂いが分からない私の話。

先天性嗅覚障害の私の話です。のんびり更新します

みんなには分かるのに...

はじめまして!!!

 

ざっくりと自己紹介をすると

私は20代の女で、独身です。

 

好きな事は、食べること、ショッピング、カラオケ、ライブへ行くこと、猫と遊ぶこと、温泉巡り、岩盤浴などです。

 

 

こういったブログは初めてなのでいつまで続くか分かりませんが見ていただけると嬉しいです!

 

 

 

 

 

今回は私の幼少期のことをお話します!

 

 

少し珍しいのですが、私は三つ子で、長女として生まれました。

匂いが分からないこと以外は五体満足で、今まで大きな病気などもしたことはありません。

ただ予定日より早く産まれ、超未熟児で3人合わせて3000g超えくらいだったそうです!

なので私は1000gちょっとでした。

 

 

女3人の三つ子でかなり仲は良いです!!一卵性なのでよく似ていると言われます。👩👩👩

 

 

私が妹2人と大きく違うところは、私だけ生まれつき匂いが全く分からないというところです。

2人には匂いが分かります。

 

 

自分のことを“匂いが分からない”と理解したのは、恐らくかなり小さい頃からでした。

4歳とかそのくらいだったのではないかと思います。

記憶があるものだと

当時流行っていた、いい匂いのする消しゴム(ねりけし?)やシール、匂いのするペンなどで遊んでいて「いちごの香り」「お花の香り」「石けんの香り」などと色々な物があったのですが

私にはみんなが「いいにおーい!」

と言っていても「??????」という感じでした。

 

そのいい匂いのする物に鼻を近づけて思いっきり空気を吸い込んでみても特に何も感じませんでした。

匂いというものの概念自体分からないし、〇〇の香りってなんだろう?どんな風に感じるのだろう?という感じです。

 

 

ですが生まれつき匂いが分からないため、日常生活の不便さなどはほとんどなく、幼い頃は匂いが分からないことに対してそこまで深刻に考えたことがありませんでした。

親には匂いが分からないことを上手く伝えることすら出来ませんでした。

 

 

また、2人は家に帰ってドアを開けただけで

「やったー😆😆今日カレー?🍛🥄」

などと見なくても夕飯のメニューが何かを分かるのに、私はキッチンまで行き鍋の蓋を空けない限り分からないのです。

これは日常生活でよくある事でした。

からしてみると魔法のようでした。

 

 

 

かなり小さい頃から、みんなには分かる“匂い”

というものが私にだけよく分からないのだなという事をなんとなく理解していました。

 

 

 

妹2人が「くさーーい!!!!」などと言っていても私だけポカーン😯という感じだったので、親もそんな私を見て

「この臭いわからないの??」といった感じで私だけが匂いを感じていないということを段々知っていきました。

 

ですが小さい頃は親も嗅覚障害などという言葉すらよく知らず、どの程度私が匂いを感じないかはっきり分からなかった為、全く深刻に考えたこともありませんでした。

 

 

 

先天性嗅覚障害の方の中には大人になるまで自分が匂いが分からないという事に気付かない方が多いようです。

匂いという物の概念がなく、匂うとはどういう事なのか生まれつき分からない為に、中々気付きにくいそうですが、

私の場合三つ子ということもあり、2人と一緒に成長する中でやはり自分は違うのだと比較的早期に発見していました。

 

 

小さいながらに「私は普通の人とはどこか少し違うのだなぁ」なんて思っていました。

小さい頃は匂いが分からないことを悲観していたわけでも憎んでいたわけでもなく、

周りの人はみんな匂いがすごく分かるのに、私だけ何故か匂いが分からないんだなぁ〜不思議だなぁ🤔といった感じでした。

 

 

 

 

もしこのブログを読んでくださっている先天性嗅覚障害の方がいましたら、何歳くらいの頃に気付きましたか??

とても興味があります。